入居促進のつもりが…ペット可物件の落とし穴が予想より深い件

おはようございます!久保寺優介です。

今は空前のペットブームでペット飼育可の賃貸住宅(アパート、マンション)も増えてきました。

市場にも猫や犬が飼育できる賃貸物件数が10年前に比べると倍ぐらいになっています。

ペットを家族の一員と捉える共生型のアパートやマンションもある一方で、空室対策(反響の裾野を広げる)の為、とりあえず【ペット可】としている物件も多いと感じています。

私の管理しているマンションでも、反響の裾野を広げるためにペット可としていますが、特に特別な設備は付帯していません。

聞くところによると、そもそもペット共生仕様になっていなかったり、オーナーさんや管理会社もペット飼育に詳しくないので、想定外の問題やクレームが発生して慌てることも多くあるようです。

今後のアパート、マンション経営には、ペットや外国人などを新たに受け入れていくことも必要になって来るのは間違いありませんので、今回はペット飼育可能物件で過去に発生した問題やクレームについて取り上げます。

今後、あなたのアパート、マンションをペット可にした場合にどんなトラブルが起こりそうか、それを予防するためにはどうすれば良いかを一緒に考えてみたいと思います。

そもそも、入居者がペットのベテラントレーナーではない?

まず、最初に注意頂きたいのはペット飼育可物件に住む入居者全員がペット飼育に慣れているわけではないですし、当然、ベテラントレーナーでもありません。

ブームに乗って、初めてのアパート、マンション暮らしで初めてのペットを飼う・・・

そんな入居者さんもいました。(夢があっていいと思います)

そういう入居者さんはペットの習性などについて完全に理解している訳は無いので悪気は無いのですが、トラブルを発生させてしまうことが考えられます。

飼育している本人にも想定外の問題が起きてしまうこともあるのです。

よくあるのは飼主が留守中にペットの無駄吠えによるトラブルです。

単身や共働きのカップルでもペットを飼育する人が増えてきたのですが、仕事で留守が多くなると留守番のしつけが出来ていない犬は寂しくなって無駄吠えをしてしまう事が良くあります。

飼主は当然、仕事などで留守なので部屋で犬が無駄吠えをしていることに気づかず、ほかの入居者さんから苦情が管理会社に入るのです。

よくあるお話としては『隣の部屋の方が飼育している犬が、夜遅くに吠えてうるさいので何とかしてほしい』というものがあります。

現場に行ったとしても勝手に部屋に入る訳にもいかないですし、入ったとしても逆に犬に吠えられるだけで無駄吠えをやめさせることは困難であるかと思います。

飼主も慣れていないと犬のしつけが出来ず、あるいはしないので、このようなトラブルはかなり長引きます。

最悪の場合は、どちらかが退去するまで続きます。

せっかく、入居促進の意味でペット飼育可にしたのに、それが理由で退去者が出たら悲しすぎますよね・・・

しかも、トラブルを起こしている方ではなく、クレームを発信していた入居者さんが退去してしまうと、次に入る入居者さんが決まったとしても、同じような理由で、また退去してしまって、退去が連鎖してしまう事があります。

こうなると最悪ですね。。

これを防いでいくためには入居時に犬のしつけについて確認したり、初めて犬を飼う方に対してはスクールでプロのトレーナーから犬のしつけ教育を受けるなどの対応が必要になってきます。

ちなみに

クレームが発生するのは室内だけとは限りません

クレームは室内だけではなく、共有部分のマナーでも発生します。

犬は散歩が必要なので一緒に外に出かけますが、共用部分(廊下やエレベーター、エントランス等)で犬を歩かせてはいけないというルールのマンションが多いように見受けられます。

生え代わる抜け毛が飛んだり、オシッコをしたり、ほかの入居者さんに吠えたり、かみついたりしないようにという配慮なのですが、守らない方がいらっしゃると、ペットを飼っていない入居者さんやルールを守っている入居者さんからクレームを頂きます。

犬が成長して重くなって【抱えることができない】などと言われることもありますが、契約書での取り決めたルールはルールなので守って頂くようにしています。

私は、そういうことを考慮しているため、成長しきった時に10kg以下のペットに限定して募集をかけています。

それ以上になると中型犬となり、物理的にマッチョマン以外は抱えられなくなってきますし、万が一にも噛まれた際には重大な事件に発展してしまう可能性もあります。

クレームを発生させない為には発生させないための仕組みづくりと、飼主の教育と意識の向上により大きな差がつくと感じます。

ペット飼育可で一番びっくりしたクレームは・・・

ベランダでペットにオシッコをさせる入居者

です。

ベランダへつづく窓サッシを開放して飼い犬が自由に出入りできるようにしていた入居者さんがいました。

ある時、下の階の入居者さんから「ベランダの排水溝からオシッコの臭いがして臭い。何とかしてほしい」という苦情を頂いたことがあります。

その入居者さんはペットを飼育しているのに、ペットが部屋の中でオシッコをするのが嫌でベランダで排せつさせていた、というのです・・・

排せつ後、水で排水溝に流していたのでクレームになったようです。

あまりに自己中心的な考えで、周りの入居者さんに迷惑がかかる内容は見逃すわけにはいきません。

結局、そのクレームは飼主の入居者さんを説得して、室内で排せつ、飼育するか退去するかを迫ったことで解決しました。

この戦慄の事件があったので私の管理するマンションではベランダでペットを飼育させないこと、排せつ場所を契約時に取り決めています。

また、散歩の時にフンをそのまま共用のゴミ置き場に捨てる入居者がいて、悪臭のクレームを頂いたことがあります。

散歩中に回収した犬のフンは、住んでいる自治体によって捨て方が決まっていて家庭用のトイレに流すか、燃えるゴミで捨てるというのが一般的かと思います。

当然、燃えるゴミで出す場合は個別にビニール袋など臭いが漏れてこない物に入れて封をして他の入居者さんに迷惑がかからないようにするのがマナーです。

まとめ

どうでしたでしょうか?

今回は私が経験したペット可物件のクレーム事例を取り上げさせて頂きました。

こういったクレームを発生させないためには、最初の入り口である、契約書の中でペット飼育に関する規則を書類として残し、それを遵守させることが大事であると確信しています。

ただ、取り交わすだけでなく、しっかりと説明して飼主の共同住宅でペットを飼うということの意識がどれほどあるのかの調査を行い、ルール違反をしない人なのかどうかを見極めることが本当に大事です。

単純に反響の裾野を広げるため、安易にペット可物件にすると思いもしなかったクレームが続出してしまうこともありますので、私の経験を生かして、皆さんは失敗しないようになれば幸いです。

あとは、いい管理会社選びも大事ですね。

ペット飼育物件を管理したことがあるか、どうか。その件数は?

一度ペット可物件にするとなかなか変更はできません。

よく考えたうえで空室対策をしていきましょう!

 

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